手法と出典
水中光学と、実測にもとづく魚の視覚生理。ある魚種が、ある水深の、ある水質で、どのルアーカラーを実際に見分けられ、どこまでの距離から見えるか。数字にはすべて出典があります。
数字を信じる前に読んでください
このアプリが計算しているのは、水中の光とコントラストの物理です。魚の行動はモデル化していませんし、釣れることを約束もできません。示すのは、ルアーが水からどれだけ浮き上がって見えるかという、実際に測れる量です。魚がそもそもルアーを背景と見分けられるかどうかは、この量で決まります。
手法
海はJerlovの光学水型、淡水はCDOM/懸濁物/クロロフィルのモデル。鉛直方向はランベルト・ベールの法則。コントラスト透過はDuntley(1963)で、後方散乱によるベール光を含む。視物質はGovardovskii(2000)のテンプレートを実測の錐体λmaxに当てはめ、視程はAksnes & Utne(1997)。
この水が通す光
K_dは下りてくる光の拡散減衰、cは視線に沿ったビーム減衰です。この2つの取り違えが、この分野の古典的な誤りです。
この種で実測
この種を対象とした顕微分光測光法、ERG、または行動実験による分光感度の直接測定です。
近縁種で実測
この種の測定例はありません。錐体のピーク波長は、同じ食性・生態をもつ同属種のものです。
同じ科で実測
この種の測定例はありません。錐体のピーク波長は科レベルの代用です。スペクトルのどちら寄りかは信頼できますが、近い色どうしの細かい順位までは信頼できません。
分光データなし:推定値
直接の分光データは見つかりませんでした。錐体のピーク波長は生息環境と系統からの推定であって、測定値ではありません。カラーの順位より、水と水深の結果をはるかに信頼してください。
UVは表示できません
この種はUV錐体をもっていますが、スマホの画面は紫外線を出せません。UVチャンネルは、そうと明示した疑似カラーで描いています。UVは水中で速く吸収され、タンニン水では数センチで消えることも覚えておいてください。
出典
- Pope & Fry (1997). Applied Optics 36(33), 8710–8723.
- Govardovskii et al. (2000). Visual Neuroscience 17, 509–528.
- Aksnes & Utne (1997). Sarsia 82, 137–147.